メルカドとムリエルが同点ゴールを大喜び
クロニクル

3-3 ネルビオンの魔法がリバプールを相手に映画のような勝ち点1をもたらした

UEFAチャンピオンズリーグのEグループ第5節に続き、ネルビオンでも再び記憶に残る一夜が生まれた。前半を0-3で終えた後、リバプールはピッチ上でもスタンドでもセビージャのプレスに屈し、ほぼ手中におさめた決勝リーグ進出を逃した。スロベニアでの一戦での油断は禁物だが、ベリッソ監督のチームはベスト16が手に届く位置につけた。

ハーフタイムの時、どれだけ楽観的なセビージャファンも、このような一夜を夢にも思わなかった。最悪の序盤30分間、グループリーグトップのリバプールはスコアを0-3とし、ラモン・サンチェス・ピスフアンスタジアムでの1年間不敗記録を破る自信に満ちていた。でも、セビージャファンにこれからも語り継がれる一夜をセビージャFCが演出した。ベン・イェデルの2得点、それにアディショナルタイムのピサーロの貴重なゴールにより、ベリッソ監督の選手たちはベスト16への道を開いた。マリボルで勝利するか、スパルタクがアンフィールドで勝利を逃すことで、ベスト16進出が決まる。

試合前、ビエホ・ネルビオンのユースリーグで起こったことが、ネルビオンでも同じ形で起きた。開始から1分が過ぎたあたり、この試合最初のコーナーキックをコウチーニョがキック、ワイナルドゥムが頭で流し、フィルミーノがフォアサイドから先制点を決めた。一瞬にして試合開始の熱気が冷め、同点ゴールを目指す展開となった。エスクデロのクロスシュート、特にノリートとベン・イェデルも同点のチャンスを得たが、ボールはポストに弾かれるか、ゴールの数センチ横に外れた。リバプールは苦しい時間帯を耐え、相手のミスを待ちカウンターを狙ったが、そのような展開から再びセットプレーでチャンスを得た。

敵陣でも自陣でもミスが重なった30分間、試合はクロップ監督のチームのものと思われた。

リコがフィルミーノとの1対1を片手で防ぎ、コーナーキックにしたが、またもコーナーキックから0-2となった。コウチーニョが再びヘディングでボールをエリアに入れ、フィルミーノが流し、マネがフォアサイドでセビージャのゴールネットを鋭いシュートで揺らした。1点目は不意打ちだったが、同じ形で2点目を取られ、ベリッソ監督の選手たちは最悪の時間帯を迎えた。守りに回ることはなかったが、コンビネーションが乱れ、試合を組み立てることができなかった。

その上、リバプールは攻撃の手を緩める気配はなく、イギリスチームらしく3点目を狙ってきた。超ロングボールからマネが左足でボレーを放ち、セネガル人マネがガイスのポジションを奪い、リコのゴールを狙い、リコはボールを止めるが、ボールはフィルミーノの前に転がった。ブラジル人フィルミーノはオフサイドではないことを確認し、落ち着いて0-3となるゴールを決めた。前半最後の15分、4点目が入るかと思われる場面もあったが、サラーのシュートをリコが弾き、ラングレがゴールライン上で阻止した。

後半、チームはスタンドに後押しされ、誰もが予想しなかった勝ち点1に向かった。

後半は別の試合になった。後半開始早々、バネガが放ったフリーキックをベン・イェデルが頭で合わせ、ゴールネットを揺らし、試合を盛り上げた。空想に思われたが、40,000人の声がアルベルトのフランス人に対するプレーをPKに変えた。PKを2度蹴ることになったが、このゴールが最後の30分に刺激を与えた。プレースタイルを広げるためベリッソ監督はフランコ・バスケスをピッチに送り、失うものがないムリエルも送り込んだ。セビージャが試合を支配したが、リバプールも自陣でカウンター攻撃のチャンスをうかがった。数回のカウンター攻撃を受けたが、セビージャのディフェンス陣は序盤にはなかった堅い守備をみせた。最後の一撃が足りなかったが、偶然にもリバプールが1点目2点目を取ったのと同じ形で生まれた。試合終了直前、コーナーキックからピサーロがPKスポットでボールをコントロールし、劇的なゴールを決めた。

ネルビオンで信じられないようなフィナーレ。ベスト16進出が目の前になった。12月6日、セビージャはスロベニアで、勝敗に左右されないマリボルを相手にアンフィールドでのスパルタクと同じスコアを勝ち取ればベスト16進出が決まる。セビージャとスパルタクが勝った場合、ハーフタイムではグループの首位に立っていたリバプールがヨーロッパリーグに回る。これがサッカーの魔法。

試合記録

3. セビージャFC:セルヒオ・リコ、メルカド、ガイス、ラングレ、エスクデロ、ピサーロ、エンゾンジ(「ムド」バスケス、46分)、バネガ、サラビア、ノリート(ムリエル、72分)、ベン・イェデル(コレア、80分)

3. リバプールFC:カリウス、ジョー・ゴメス、クライン、ロヴレン、アルベルト・モレノ(ミルナー、63分)、ヘンダーソン、コウチーニョ(エムレ・ジャン、63分)、ワイナルドゥム、サラー(チャンバレン、87分)、フィルミーノ、マネ

得点:0-1(2分)フィルミーノ0-2(21分)マネ0-3(29分)フィルミーノ1-3(51分)ベン・イェデル2-3(60分)ベン・イェデル(PK)3-3(93分)ピサーロ

審判:フェリクス・ブライチ、ドイツ警告:アルベルト・モレノ、バネガ、メルカド、ヘンダーソン、エムレ・ジャン

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